サポートヒーロー、通称ヒーラーを直で狙ってくるフランカー&ダイブタンク、鬱陶しいですよね。
マーシー狙ってくるときのミュータントゴリラとか変態ニンジャとか必死すぎてちょっと引くもん。
ほかにもネズ公、根暗ハッカー、任務成功したことない中二病野郎とヤバいヤカラばっかり。
ってなわけで、今回はオーバーウォッチ2におけるヒーラーのフランカー対策をご紹介!
まずは自衛

トレーサー、ゲンジ、ソンブラ、リーパーに、ウィンストン、D.Va、レッキングボール……
ヒーラーとしては味方に守ってもらいたいけど、いつも守ってもらえるとは限らない。
完全無料になってしまったオーバーウォッチ2、やられっぱなしで顔面プライマルレイジになってもGEOに売りに行くディスクも叩き割るディスクもありません。
脳血管がズタズタになる前に、自衛方法を憶えておきましょう。
ヒーラー同士でフォローしあう
一番はサポートヒーロー同士でフォローしあうヒーラー互助会を開きましょう。
簡単な話が、ヒーラー同士で回復しあって守りあおうって話。
当たり前だけどヒーラーの基本的な立ち回りとして超重要です。フランカー・ダイブタンク対策としてだけじゃない。
単独だとすぐ狩られるヒーラーも、回復をもらえていればある程度耐えることができます。
例えばウィンストンのメイン射撃は秒間ダメージ=60に対し、マーシーの回復は秒間55。秒5のダメージなら40秒耐えられます。もうひっこめゴリラ。
ゴリラ vs 天使の40秒は極端にしても、少なからず味方の救援まで時間を稼げますし、なんならヒーラー2人で逆襲キルを狙うことも可能。
別に、ヒーラーがアレを倒してしまっても構わんのだよ。
もとよりヒーラー同士の回復は優先度高い
もとよりヒーラー同士の回復は優先度高め。なぜならヒーラーの自己回復ってハードルが高いから。
キリコなら鈴、アナならビン、バティストならリジェネバーストなどアビリティを自分のために使う必要があります。で、必要なときに味方に使えなくなる。
ブリギッテなんか敵を殴らないと自己回復できません。死にそうだから回復したいのに殴りにいかなきゃいけないんです。正気か?
ゼニにいたっては自動回復が発動するまで待つ以外、一切回復する術がない。襲われてる状況では無理。足遅いから逃げられないし回復パックもとりにいけないし。
その点、ヒーラー同士なら互いに回復すればよく、特に制約がありません。
同じ苦労を背負い同じ悲しみを知るヒーラー同士、仲良く回復しあいましょう。
オーバーウォッチ2ではサポートロール全員に自動回復のパッシブアビリティが追加されました。
が、一定時間ダメージを受けずにいる必要があるので、襲われてる最中はアテにできません。
そういう意味では、相手にフランカーやダイブタンクがいない状況でも、常に相方ヒーラーを回復できる&自身が回復をもらえる位置取り・立ち回りが大事です。
ただ、ヒーラー互助会にも限界はありますし、ヒーラー同士ばかり回復して前線に回復が回らないようでは勝てません。
場合によっては、ヒーラーがヒーローを変えることも必要。積極的なキャラ変更をオススメします。
生存性能の高いヒーラーをピックする
味方に守ってもらえず、ヒーラー互助会でも限界がある場合は、ヒーローそのものを変えるのも一手。
味方が十分守ってくれる場合でもヒーラー自身が自衛できれば味方の負担が減り、前線に集中しやすくなります。
ヒーラーを守るために前線が瓦解して負けるようでは意味がないので、ある程度の自衛能力は欲しいところ。
で、下記が個人的に思う生存性能高さ順のサポートヒーロー一覧。
- モイラ
- ルシオ
- バティスト
- マーシー
- キリコ
- ブリギッテ
- アナ
- ゼニヤッタ
もちろん襲ってきた敵ヒーロー同士の相性、自身や相手のプレイヤースキルにもよる。難易度が高いけど、うまい人ならむしろアナやゼニヤッタの方が撃退しやすいなんてこともありますし。
(普通にキルしたりもある)
なので一概にはいえませんが、傾向としてはそう大きく間違っていないはず。
特にヒーラーにとって生存性は非常に大事。ヒーラーがキルされると回復不足になってチームも瓦解してしまいますから。
もちろん好きなヒーローでやっていければ一番。
ですが、オーバーウォッチ2って敵味方の相性でキャラ変えて有利をとっていくゲームでもあるので、いろいろ試してみて複数のキャラをある程度は使えるようになっておくのがオススメです。
ヒーラーごとのフランカー・ダイブ対策
キャラごとのフランカー・ダイブタンク対策も紹介しますが、まず共通していえるのは位置取りと味方との距離。
どのヒーラーにもいえることですが、敵の編成も確認しつつ、味方に守ってもらえる位置取り、特にヒーラー互助会ができる距離感での立ち回りは意識したいところ。
特にブリギッテ、ゼニヤッタ、アナなど機動力の低いヒーラーは常に守ってもらえる距離感に気を付けましょう。
なかでもゼニヤッタ、アナは遠距離からでも回復できるため味方と距離をとりがち。しかしそんな状況で襲われると1人でなんとかしないといかず、ミスしたときの潰しが効きません。
機動力あるヒーラーは離れた場所に味方を確保
モイラ、マーシー、キリコら機動力があるヒーラーなら、誰か一人でもいいので、味方との距離が遠めになるよう立ち回るのがオススメ。
襲撃された際に距離を稼げば稼ぐほど相手フランカー・ダイブタンクが追いかけづらく、安全を確保できるためです。
味方の輪の中にいると誰に向かって飛んでも大した距離を稼げず、無理やり追って来られる危険性があります。
その点、あえて味方の輪の外にいれば移動距離を稼いでより遠くへ逃げることも可能です。
機動力があると移動アビリティのないアナやゼニヤッタとはまた違った強気な立ち回りも可能になるので、いろいろお試しください。
モイラ
フランカー&ダイブタンク対策に一番オススメなヒーラーはモイラ。
メイン攻撃での自己回復、回復にも使えるバイオティック・オーブ、フェードによる無敵時間&高速移動。
地味に細くて被弾しにく、非常に生存性能が高い。さらに回復性能も戦闘能力もある万能型ヒーラーです。
なにより無敵移動で逃げられるフェードは超重要ですね。
フェードが使用済みでも、メイン攻撃を当てたり回復用バイオティック・オーブ、通称金玉で自己回復できるので、よほど瞬間火力が高い相手でもない限り、CTの時間稼ぎも簡単。
なんなら相手によっては紫玉とメイン攻撃でキルできちゃうことも。特に対ゲンジではモイラはアンチといえるぐらい。
モイラは誰が使っても火力的に頭打ちな面があり、敵の編成によっては味方を回復するための通称カレー粉がを補充しにくいなど、上級者やメタ的には少々不人気なヒーロー。
ですが、味方に守ってもらえず、ヒーラー互助会も難しい状況でも、自力でどうにでもなる高い生存能力をもった頼もしいヒーローでもあります。
ある程度のランク帯まではキルもとってキャリーできるだけのポテンシャルもありますし。なんならモイラがフランカーみたいなもん。
戦いすぎて回復してくれないアマゾネスモイラは味方にとってストレス源なので、やりすぎ注意ですが。
ルシオ
壁走りとスピードブーストで機動力があり、回復ブーストなら常時自身も回復できるルシオも生存性能高めのヒーロー。
敵に接近されたらぴょんぴょんと壁走り&ジャンプのトリッキーな動きで攻撃を回避。
逃げ切れるならスピードブーストで一気に逃げたり、周りに味方がいて逃げる必要がなさそうなら回復ブーストで耐える。
ノックバック効果のあるアビリティ サウンドウェーブで敵を吹き飛ばして距離をとったりエイムをズラすこともできます。
メイン射撃も4点バーストかつ弾速ありで扱いづらいけど、当たれば結構火力が出せる点でもGOOD。
ルシオが近くにいるだけで味方も回復できるし、ルシオも常に回復されるので、敵に襲われて忙しくても回復がおろそかになることもあまりありません。
バティスト
バティストもまた生存性能が高い方。
自己回復にも使えるアビリティがあり、高台にも逃げられるアビリティもあり、最悪は不死アビリティで時間稼ぎもできる。
高速移動はできませんが、大ジャンプができるエクゾブーツで縦移動は得意。
逃げられる高台を常に確保する立ち回りを意識するだけで、生存確率がグンと上がります。高台がなくても、大ジャンプを繰り返すだけで多少時間稼ぎに。
バティストのメイン射撃も精度が高く、エイムがうまい人なら火力も出せるので、ヘルスの少ないフランカー相手なら逆襲キルも狙えます。
イモータリティフィールドは敵ウルトのカウンターにもなる貴重なアビリティ。
CTが長いので無駄遣いはよくないですが、結局バティストがデスしてしまえば使えなくなって同じ。
デスするぐらいなら自分用に足元に投げて使いましょう。守ってくれない味方が悪い!
(自身の下手さは考えない!)
マーシー
マーシーはガーディアンエンジェルで逃げる。とにかく逃げる。これがマーシーの生存戦略。
とにかくガーディアンエンジェルからの大ジャンプや垂直ジャンプを利用して安全圏へ。
なんなら味方になすり付けるのもあり。最悪、その味方がデスしてもいいじゃない。マーシーさえ生きていればワンチャン蘇生できるんだから。
私の命の方が大事でしょ、の精神でいきましょう。
ただなすりつけて逃げるのはちょっとアレなので、代わりに戦ってくれる味方への回復はお忘れなく。
ちなみに、マーシーは戦闘が苦手といいつつ、意外とブラスターは強かったりします。距離さえとれればリーパーにすら勝てる。
いざってときはさっと持ち替えられるマーシーはいいマーシーなので、ぜひ意識してみてください。もちろん、ブラスター持ってる間は味方を回復できない点には注意。
一点注意したいのが、垂直ジャンプのリスク。垂直ジャンプは大抵のフランカー・ダイブタンクに対して有効です。
が、マーシーが上空に大きく上がり射線が通りやすく、ウィドウメイカー、アッシュ、ソジョーン、ハンゾーなどシューター系ヒーラーの的になります。あとトールビョーンのタレットとか。
そうしたリスクがある場合は高度はとらず、味方を盾にしやすい通常の大ジャンプの方がオススメです。
キリコ
シンプルに味方のいる場所へ神出鬼没で逃げるだけでOK。
神出鬼没発動前にキルされそうと判断した場合は足元に鈴を投げてからでも可。
また、相手によっては壁のぼりでも十分逃げられます。
鈴は味方を助けるときにも使える協力なアビリティなので可能なら温存したいですが、デスするぐらいなら自分一人にでも使って生き延びた方が100万倍マシです。
なお、キリコはヘッドショットがダメージ3倍と強力。エイムに自信があれば自力でキルを狙うのもあり。
ただし、ヘッドショット以外では威力が低く、連写も効かないため一発一発を確実に当てる必要があります。
メインヒーラー級の回復能力を持つキリコがデスするとチームとしても痛手なので、普通に神出鬼没で逃げるのが無難。
アナ
アナの生存性能はかなり厳しめ。スリープダーツでフランカー・ダイブタンクを寝かせるしかない。
スリープダーツは連発できないため、チャンスは一発だけ。外したら絶望的です。さすが上級者向けヒーラー。
あとは味方の救援を祈りながらビンを足元に投げて自己回復しつつ、頑張ってキルを狙うしかない。
ちなみにビンは相手を巻き込むように投げれると同時にダメージも与えられます。が、狙いすぎてデスしたら意味ないので注意。
アナの射撃も弱い部類ではないですが、タンクやダメージロールに比べると火力が足りず不利です。もともとスナイパーですし接近された時点でキツい。
やはりスリープダーツを確実に当てるが一番。ダメなら味方に救援してもらう。
なお、相手がゲンジの場合、スリープダーツを木の葉返しで反射される危険性があるので注意。
ブリギッテ
フランカー相手にも戦えちゃうのがブリギッテ。
もともとブリギッテ自体、ヒーラーを狩りまくっていたトレーサー対策のために投入されたようなヒーロー。
なので、フランカーに対しては強めです。
敵をスタンさせるシールドバッシュで動きを止めて打つべし! 打つべし!
殴りあうのが不利な相手は相手を後ろへ吹き飛ばすノックバック効果のあるウィップショットで距離をとり、バリアで時間稼ぎ。
ちなみにウィップショットで殴っても範囲回復が発動し、ブリギッテも回復できます。
ただ、ブリギッテは間合いが狭いのに自己回復には敵を殴る必要があり、間合いの外からの攻撃に徹されると厳しめ。
また、鬼のように強かったブリギッテも登場以来弱体化が続き、当初ほどの強さはなくなっています。
また、いくらなんでもヘルスの多いダイブタンクを倒しきるのは困難。
襲われても助けてもらえるよう、味方の側にいる立ち回りが基本です。回復の範囲もありますし。
ゼニヤッタ
ゼニヤッタが一番キツい。
シンプルに撃ち合って勝つしかありません。自己回復も移動アビリティもありませんが、火力だけはあります。
襲ってきたフランカー・ダイブタンクに不和のオーブをつけてガンガン撃ちましょう。
なお、ゼニヤッタの近接攻撃は相手を吹き飛ばすノックバック効果があります。
なので、接近されすぎてキツい場合はキックで距離をとることもできます。実は崖から落とすにも使える。CTもないので落とし放題。
正直、ゼニヤッタはフランカー・ダイブタンクからすれば一番のカモです。自己回復手段もないし移動アビリティもない。
しかも、独特な姿勢のせいで被断面積も広く、ヘルス値200族のなかでもかなり死にやすい部類。
ゼニヤッタをワンマガジンでキルできるか、ってところがトレーサー使いの課題だったりするぐらい。
ただ、ゼニヤッタの火力だけはヒーラートップクラス。不和のオーブを付けてヘッショ連発とかチャージショットで逆にフランカーをキルできたりします。
つまりガンバレ!
まとめ:OW2 ヒーラーのフランカー・ダイブ対策
実際のところ、対策方法といっても初代オーバーウォッチからあまり変わってないです。
猛威をふるっていたロケパンくんがタンクになって少しは楽になるかと思ったら、ウィンストンにサブ射撃が追加で即死コンボは生まれるし、タンク全般ヘルス増えてダイブタンクの対応はしんどいし、ソンブラは火力強化だしで毎日辛い。
でも強く生きましょう。ゴリラを手玉にとれるようになると超楽しいですから!